□中学受験のシーズンです
昨年は我が子も受験したので、思い出されます。
受験生を持つ親がこれほど心身疲労するとは思いませんでした。。。
初めての経験でした。
子供も3人おりますし、まだまだこれからたくさんの受験体験が待っています。
今後の参考までに、こちらの本を読んでみました!
□読んでみて損はない
我が家は通信教育で受験をしたので、塾に通わせたことはありません。
塾に通っている子たちや講師の先生方はどのような感じなのかあまりイメージが湧かないのですが、読んでみてはとにかく面白いです。
□黒い塾講師
黒い塾講師と名乗る筆者の方の、黒いグチのようなものをブログに書いたものだそうです。
それを書籍化したのかこの本です。
ブログなので、普通の本と違って少し読みにくいところもありましたが、受験生の気持ちや行動、保護者の暴走、塾側の策略。。。
顔出しされていない分、本音がかかれているように感じます。
□少し塾が怖くなる!?
塾としては収入のために追加の受講を勧めるのは当然??
上手な誘導尋問も隠さず書いてあったりして、子供を褒めてもらっている!と嬉しくなって入塾したりする。。。
塾の裏側が少し垣間見れるのですが、人間不信になりそうなことも書かれていますが。。。
それでも志望校合格を目指して、塾を頼ってきているわけですから、先生方は合格させる責任があります。
お金と責任は比例します。
大変なお仕事だと思います。
先生方の裏事情も知ることができる本です。
□受験生の親
こうはなりたくなくない!
と思うような保護者の方の話もたくさん。
もしかしたら知らず知らずのうちに自分も同じようなことをしているかも。。。
気をつけなければ。。。
中学から受験をするということは、親も子も葛藤の連続です。
ベストを尽くしてあげたいから、こうすればよかったとか、後から後悔しないように、悩むのは当然です。
子供のこれからの人生がかかっていると思うと、本気になって、悩んで、親の愛ですよね!
その愛の方向を間違えて、塾の先生に当たられる方もいるそうで。
それを受け止めるのも塾の先生の仕事のうち。
塾講師。。。大変なお仕事です。。。
塾はお金がかかるイメージですが、先生にそれ相応のお支払いは必要だと感じました。。。
□黒い塾講師さんの愛を感じます
たくさんの本音と愚痴が書かれていますが、それでも多くの生徒と毎日向き合ってくれているのだなと、講師としての愛を感じます。
愛と本音の受験本ですね!
中学受験を考えている親子の方は、これが塾の現実!!と言う本なのか?は分かりませんが、一度読んでみても損はないと思います!