□稲葉真由美さんの本
少し前に読んだ稲葉真由美さんの性格統計学の本が非常に興味深かったので、他の本も
読んでみました。
こちらは性格統計学から子供に焦点をあてて分析した本です。
子供が言うことを聞いてくれない
そして怒ってしまう
親なら誰しも経験したことがあるのではないかと思います。
それはその子の性格を理解できないままこちらの都合で声をかけているから。
子供の性格のタイプを知り、その子にあった声かけをする。
著者によると、タイプによって心に響く言葉が違うと言うことです。
その子にあった伝え方をすることで、子育てはもっと楽に、そして楽しくなること間違いなし!
□性格は3タイプに分けられる
ロジカル
自分のペースが大事。具体的に褒められると嬉しい。
ピース
自分より相手が優先。「ありがとう」が褒め言葉。
やりたいかやりたくないかで行動。「すごい」と言われるとがんばれる。
□やはり自己肯定感がカギ
子育てに大事なのは自己肯定感が高い子に育つかどうか。
これはいろんな書物を読んできていても、どの本でも同じことを言っています。
性格統計学的には性格は親の遺伝ではない。
生まれ持った性格というものが一番根本にあるとのことです。
生まれ持った性格をそのまま家族や周りの人は受け入れて貰える子ほど自己肯定感が高く育つそうです。
幼少のうちから、本来の性格を尊重してそだてることが自己肯定感を高くし、自ら進んで行動する子に育つ。
□親自身も自分のタイプを理解する
本書では子供を3つのタイプ別特徴もまとめ、そのタイプの子のトリセツとして紹介してくれています!
親も自分のタイプを理解して、親がこのタイプならこのタイプの子にはこのように声かけると言ったように、詳しく解説してくれています。
親子お互いにタイプを知り、理解する。
その上で、その子に合った話し方、伝え方、褒め方をしていくことで、子供をきちんと向き合い、認め、それが子供の自己肯定感を高くすることに繋がります。
□最後に
子育ての本さまざま読んできましたが、やはり自己肯定感が大事ですね。
今回は性格統計学的からの子育ての本でした。
著者の稲田真由美さんの性格統計学を使ったコミュニケーションは、教育現場でも活用されているようです。
教員やPTA向けに講演などもされていて、これからの教育に大事なことを教えてくれる本だと感じました。
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