さくっと読んでみたbook紹介

読んだ本をアウトプット〜時々雑談〜

やまだいキッズラボ〜AIでくずし字謎解き!〜


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□やまだいキッズラボに行ってきました

山形大学地域共創STEAM教育推進センターで行っている企画で、子供たちに大学の最先端技術を体験させてくれるイベントです。

今回は古典文学から、中世のくずし字を解読するアプリケーションを使って、謎解きをしよう!という企画でした。

小学4年生から対象でしたので、うちの長男が参加しました。

小学生のうちから大学に出入りできるなんて、こんな貴重な機会はなかなか無いので、いい経験ができたと思います。

 

□大学教授の授業が受けられる!

今回は山形大学人文社会科学部から、生田慶穂先生の講義でした。

私は古典文学についてはほとんど好んで学んでこなかったので、小学生並みに無知なところから話を聞きましたが、分かりやすく話していただき、私でも理解できる内容の抗議でした。

 

□くずし字とは

平安時代あたりに、様々な日本文学、小説などが生まれましたが、この時代の時は漢字から生まれたひらがなが沢山あり、「あ」一つでもたくさんの「あ」が存在するそうです。

それを読むのは、相当この時代の文字について学習する必要がありますし、崩されているのでなお読むことは難しいそうです。

日本でくずし字が読めるひとの割合は0.01%?

と確か言ってました。

このような文字ですね。

 

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□AIくずし字解読アプリ「miwo」

日本に留学していたタイ人の方が、2021年に開発したアプリだそうです。

留学中くずし字の学習がとても大変だったので、AIの活用でもっと楽に解読したいということで開発されたとのことです。

でも筆跡や書き方が様々あることから、100%の正解率ではないそう。

そこでやはり人間もきちんとくずし字を学習しなければ、きちんとした文章にすることはできません。

それを、今日くずし字初体験の子供たちと勝負してどちらが正確に解読できるか?? というイベントでした。

 

□結果は?

最終的には勝ち負けというよりも、くずし字に触れて、アプリを使ってみて、楽しんで来れたようなので、とても良いイベントに参加させてもらったなと思いました。

 

□おまけ

我が子はみんな書道をしておりますが、中学生の長女は鑑賞するのも好きで、大人の書道展などよく見に行きます。

条幅用紙に書いてある読めない書がまさにくずし字だと気づき、miwoを試してみたい!

ということでアプリを無料でダウンロードして、以前写真撮った作品を沢山保存していたので、試したようでした!

100%正解かは分かりませんが、なんて書いてあるのか、なんとなく分かるだけでも、さらに書道が楽しめるという感想でした。

興味のある方はぜひ使ってみて下さい。