この本を読むとだれでも頭のいい人になれる
この文章から始まります。
頭のいい人
↓
ちゃんと考えて話す人
なんとなく考えただけでは、いつまでもちゃんと考えたことにならないのです。
どれだけ考えても、伝わらなければ考えたことにならないのです。
この本は、頭のいい人が話す前に何をどうちゃんと考えているのかを明確にして、誰もが思考の質を高め、頭のいい人になれることを目指して書かれました。
知性とコミュニケーションの黄金法則
考えていない人間はいない、
あなたには本来考える力がある。
必要なのは、話す前に立ち止まる勇気だ。
この本のいいところは、本の最初に「話すたびに頭が良くなるシート」がついており、本を読み返さなくても、このシートが本の内容をまとめてくれています。
簡単に振り返りや、再確認することができます。
「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則
- とにかく反応するな(怒っている時は頭が悪くなる)
- 頭の良さは他人が決める(相手が何を考えているのか)
- 人はちゃんと考えてくれている人を信頼する(賢いフリをしない)
- 人と闘うな、課題と闘え(頭のいい人は論破しない)
- 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい(話し方だけ上手くなっても意味がない)
- 知識は誰かのために使って、初めて知性となる(簡単にアドバイスしない)
- 承認欲求を満たす側に回れ(承認欲求をコントロールする)
深く考えるための5つの思考法
- 「客観視」の思考法:言葉に敏感になれ
- 「整理」の思考法:事実と意見を分けて整理する
- 「傾聴」の思考法:自分の言いたいことではなく相手の言いたいことを考えて聞く
- 「質問」の思考法:仮説を立てて質の良い質問をする
- 「言語化」の思考法:意識して言語化する習慣を身につける
この7つの黄金法則がベースとなる考え方で、この哲学に5つの深く考える具体的な方法(思考法)を身につけた暁には、間違いなく「頭のいい人」になれる!
と筆者の安達さんは断言してます。
この本を読んですぐに実行できそうなことは、簡単に返事をしないということ。
少しでも意識の中で、黄金法則や思考法を頭に入れて、考えながら話をしようと心がけて行きたいです。
余談ですが、筆者の安達裕哉さんはコンサルティング会社を経営されている方ですが、個人ブログとしてBooks&Appsを運営されています。
本質的でためになるブログとして話題になっているそうです。
私ものぞいて見ましたが、本の紹介はもちろん、とても興味深い話がたくさんありました。
参考まで。
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