さくっと読んでみたbook紹介

読んだ本をアウトプット〜時々雑談〜

ココロの友だちにきいてみる


スポンサーリンク

□心惹かれる表紙

この本はいつもの図書館でみつけました。

私の大好きなヨシタケシンスケさんを彷彿とさせるカワイイイラストの表紙で、心惹かれたのですぐ借りました。

 

f:id:puma03:20231124124011j:image

 

著者は細川貂々さん。

漫画家、イラストレーターの方です。

ドラマや映画になった

ツレがうつになりまして

有名ですよね!こちらの作者さんです。

 

□友達日記を書く!

友達日記とは、毎日自分気持ちをココロの友だちに吐き出す日記です。

ココロの友だちは自分でキャラクターを決めます。

そしてその友だちならどんな返事をしてくれるか想像しながら日記を書くのです。

作者さんは、元々自分にいたココロ友だちがネガティブ思考クイーンにそだってしまったため、ネガティブから抜けられなくなった時もあるそうです。

それを克服したくて、考えだしたのが、ココロの友だち日記で、新たな友だちを作ることから初めてみたそうです!!

 

□自己分析がすごい!

作者さんは絵と言葉で、毎日友達日記を書いています。

とにかく作者さんの自己分析がすごいと思います!

自分と向き合いすぎるがゆえに、たくさん悩んでしまうところもあるのかなと感じました。

ちょっとしたことが気になり、どうしてこうなってしまうのか。

エンドレスで悪い方へと考えてしまう時、誰でもあると思います。

そんな時、ココロ友だちに望めば、考えなくてもいいよ!と言ってくれる。

そんな想像をしてみよう。

なぜなら、自分が生み出したココロ友だちだから。

望んでいる返事をくれるはず。

ココロ友だちがポジティブ思考であれば、自分の気持ちも変わってくるはず!

 

□そしてポジティブになっていく

作者さんは毎日友達日記を書くことによって、だんだん日記の内容もポジティブになってきています。

前半の方の日記では、

仕事が進まない。。。どうしよう。

後半のほうでは、

毎日の地道なつみ重ねが私を強くする!

と言えています。

それはココロ友だちと毎日会話をしているような感じで、ココロ友だちはつまり自分の望む答えをくれる自分のようなもの。

つまりとことん自分と向き合い、悪いところも受け止めて、ポジティブ思考の自分を呼び起こすトレーニングをする!

 

というように私個人的に解釈しました。

 

□108日分の友だち日記

作者細川さんの108日分のココロの友だち日記がそのまま描かれています。

さすが漫画家さん。

ステキで分かりやすい絵とともに手書きのコメントで1ページずつ書かれています。

共感できること、できないこと、それは人それぞれだと思いますが、誰しもがココロの奥で感じながら気づかないフリをしているようなことを、作者さんは気づかないふりをせず、向き合って考えているだなと感じました。

人の深層心理とか難しいことは分かりませんが、面白く描いてくれていますが、深い話ばかりだなと思える本です。

 

興味のある方はぜひ読んでみて下さい!